深夜の公衆電話

仕事帰り、普段通らない道を歩いていた。

そこで古い公衆電話を見つけた。

今時珍しいなと思って通り過ぎようとした時、電話が鳴った。

「リン……リン……」

誰もいない夜道。

気づけば受話器を取っていた。

数秒無言。

そして、自分の声が聞こえた。

「早く帰れ」